XSERVERで初期設定状態からLaravelをインストールするまでの備忘録

  • 2019年11月13日
  • 2019年12月21日
  • Laravel

 

今回はXserverにLaravelをインストールしましたのでその時の備忘録としてやり方を公開したいと思います。

SSH接続が必要になりますが、私はTeraTermを使って接続しています。

 

XSERVERとは

 

Xserverとはレンタルサーバーの一つで、当ブログでも使用されております。主な利点としては以下があげられます。

 

    • 暗号化通信のSSL設定が無料でできる
    • サイトの読み込みが高速にできる
    • サーバーにSSH接続ができる
    • データの自動バックアップがある

     

    こんな風にサイトを運営するにはうれしい機能が揃っています。

    使える言語や機能なんかも以下のページにまとめられています。

     

    プログラム言語・コマンドパス|レンタルサーバー【エックスサーバー】

    機能一覧|レンタルサーバー【エックスサーバー】

     

    検討している方はXserverの申し込みページからどうぞ

     

    SSH接続をする

     

    XserverにLaravelを導入するためにまずは、様々なツールを導入できるようにSSH接続します。

    TeraTermを使ったSSH接続の方法についてはXserverの公式マニュアルページにて公開されておりますので参照してみてください。

     

    1. SSH有効化設定〜公開鍵認証用鍵ペアの生成、登録まで

    2. SSHソフトの設定(TeraTerm)

     

    PHPバージョンをアップデート

     

    2019年11月現在、最新のLaravel6.0を導入するにはPHP7.2以上が必要になっています。

    私の場合デフォルトではPHP 5.4.16がインストールされておりましたので、アップデートをしていきたいと思います。

    まず、SSH接続した画面で現在のPHPバージョンを確認してみましょう。

    $ php -v
    # -> ここに現在のPHPバージョンが出力される

    これが7.2以上であれば何もしなくていいのですが、それよりもバージョンが低かった場合には以下操作を行います。

    $ find /opt/php-*/bin -type f -name 'php'
    # -> ここにPHPがインストールされているフォルダがずらっと表示される

    私の場合だと最新が7.3.8でしたのでこちらにアップデートしましょう。

     

    ホームディレクトリに移動します。

    $ cd

    ディレクトリを作成しましょう。

    $ mkdir opt

    作成したフォルダに先程のPHPバージョンへのシンボリックリンクを作成します。

    $ ln -s /opt/php-7.3.8/bin/php opt/php

    viエディタで.bashrcファイルを編集しパスを通します。

    $ vi ~/.bashrc
    
    # .bashrcの最後の行に以下を追加する
    export PATH=$HOME/opt:$PATH

    .bashrcを読み込み直します。

    $ source ~/.bashrc

    PHPのバージョンがアップデートされていることを確認しましょう。

    $ php -v
    # PHPのバージョンが7.3.8にになっていれば成功

     

    Composerをインストール

     

    次にLaravelのインストールに必要なComposerをインストールします。Xserverの場合にはもとから入っている場合もあるみたいなので必要なければスキップしてください。

    インストール済みか確認するには以下コマンドを打ちましょう。

    $ composer -V
    # -> ここにバージョン情報が出力されれば導入済み

    ない場合は以下の手順を踏みましょう。まず、ホームディレクトリに移動しましょう。

    $ cd

    Composerのダウンロードを行います。

    $ curl -sS https://getcomposer.org/installer | /usr/bin/php
    # composer.pharがダウンロードされる

    次にディレクトリを作成します。(PHPアップデート時にフォルダを作った場合はそこを使えばOK)

    $ mkdir opt

    ダウンロードしたcomposer.pharをフォルダに移動させます。

    $ mv composer.phar opt/composer

    viエディタで.bashrcの更新を行います。(PHPアップデート時に更新済みの場合はやらなくてOK)

    $ vi ~/.bashrc
    
    # .bashrcの最後の行に以下を追加する
    export PATH=$HOME/opt:$PATH

    .bashrcを読み込み直します。

    $ source ~/.bashrc

    以下コマンドにてComposerのバージョン情報が出力されれば成功。

    $ composer -V
    # Composerのバージョン情報が出力されれば成功

     

    gitのインストール

     

    次にgitをインストールします。不要な方やXserverにもともと導入されている場合には飛ばしていただいて問題ありません。

    導入されているかどうかは以下コマンドで確認できます。

    $ git --version
    # -> ここにバージョン情報が出力されれば導入済み

    インストールしたい場合にはまず、ホームディレクトリに移動します。

    $ cd

    gitインストール用のディレクトリを作成します。(PHPアップデートやComposerインストール時に作成した場合は必要なし)

    $ mkdir opt

    作業用ディレクトリを作成します。

    $ mkdir gitfiles

    作業用ディレクトリに移動します。

    $ cd gitfiles

     

    gitに必要なgettextのインストールから始めていきます。

    こちらにアクセスして最新バージョンの確認を行いましょう。今回はバージョン0.20のインストールをします。

    以下コマンドにてgettextのダウンロードを行いましょう。

    $ wget https://ftp.gnu.org/gnu/gettext/gettext-0.20.tar.gz
    # gettext-0.20.tar.gzというファイルがダウンロードされる

    ダウンロードしたgettext-0.20.tar.gzを展開しましょう。

    $ tar zxvf gettext-0.20.tar.gz
    # gettext-0.20というフォルダが展開される

    展開したフォルダgettext-0.20に移動します。

    $ cd gettext-0.20

    インストールするフォルダを指定します。最初に作成したフォルダを指定しましょう。(結構待ちが長いです)

    $ ./configure --prefix=/home/サーバーID/opt

    makeコマンドにてコンパイルを行います。

    $ make

    make installコマンドにてインストールします。

    $ make install

    以下コマンドにてインストールできたか確認しましょう。

    $ ~/opt/bin/gettext --version
    # -> gettextのバージョンが出力されれば成功

     

    次にgitのインストールを進めて行きます。

    ホームディレクトリの作業フォルダに移動します。

    $ cd ~/gitfiles

    以下コマンドにてgitをダウンロードをしましょう。

    $ wget https://codeload.github.com/git/git/zip/master
    # masterというファイルがダウンロードされる

    ダウンロードしたmasterを展開します。

    $ unzip master
    # git-masterというフォルダが展開される

    展開されたフォルダgit-masterに移動します。

    $ cd git-master

    インストールするフォルダを指定して、コンパイル、インストールをします。

    $ autoconf
    $ ./configure --prefix=/home/サーバーID/opt
    $ make all
    $ make install

    ※もしmake allやmake install時にmsgfmtでエラーが出る場合にはエラーを無視する-iオプションにて試してみてください。

    $ autoconf
    $ ./configure --prefix=/home/サーバーID/opt
    $ make -i all
    $ make -i install

    インストールできたら、viエディタで.bashrcの更新を行います。

    $ vi ~/.bashrc
    
    # .bashrcの最後の行に以下を追加する
    export PATH=$HOME/opt/bin:$PATH

    .bashrcを読み込み直します。

    $ source ~/.bashrc

    以下コマンドにてgitのバージョン情報が出力されれば成功です。

    $ git --version
    # gitのバージョン情報が出力されれば成功

     

    Laravelのインストール

     

    下準備が整いましたので、本命のLaravelの導入を行います。

    ComposerでのLaravelのインストール先はデフォルトだとホームディレクトリ直下の~/.config/composerになっておりますが、Laravelのクイックスタートページに合わせ、~/.composerになるように設定したいと思います。

    viエディタで.bashrcを開き、以下のように編集します。

    $ vi ~/.bashrc
    
    # .bashrcの最後の行に以下を追加する
    export COMPOSER_HOME=~/.composer

    .bashrcを読み込み直します。

    $ source ~/.bashrc

     

    その後、Laravelをインストールするために以下コマンドを打ちましょう。

    $ composer global require "laravel/installer=~1.1"

    すると、~/.composerにLaravelがインストールされます。

    次にパスを通すためまた.bashrcを編集します。

    $ vi ~/.bashrc
    
    # .bashrcの最後の行に以下を追加する
    export PATH=$HOME/.composer/vendor/bin:$PATH

    .bashrcを読み込み直します。

    $ source ~/.bashrc

    Laravelがインストールされたことを確認しましょう。

    $ laravel -v
    # -> ここにバージョン情報が出れば成功

     

    次にLaravelプロジェクトを作成したいフォルダに移動します。

    $ cd プロジェクトを作成したいディレクトリ

    そこで以下コマンドを打ちましょう。

    $ laravel new プロジェクト名

    例えばlaravel new blogとすればblogというフォルダが作成されます。

     

    これを公開ディレクトリにインストールした場合だと、

    http://ドメイン名/hoge/public/とすれば、Laravelのデフォルトページが表示されます。

    これでインストールは完了です。お疲れさまでした。

     

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