費用面や経験してみたいという理由から自作PCを組んでみたいと思う人も多いかと思います。
実際に私が自作PCを組んだ際の構成とパーツを選んだ理由について残しておこうと思います。
※PCを組んだのは2017年12月頃でジャンクPCをベースに組みました
構成紹介
まず、私が使っているPCの構成から
マザーボード:ASUS B75M-PLUS
メモリ:メーカー不明 2GB x 4 = 8GB
SSD:Transcend SSD 240GB
グラボ:Manli NVIDIA GTX1060 3GB
電源:Antec NeoECO GOLD NE750GOLD
ケース:ENERMAX Fulmo-Q
DVDドライブ:LG 型番不明
OS:Windows10 Home
私の場合はまずメルカリでジャンク品のPCを購入して壊れているパーツを交換していく形で組みました。
かかった費用は…約11万ほど(PCを組んだ当時の価格です。)
このPCでどの程度までできるかというと、
ゲームは不自由なくプレイできます。ものによっては設定を落とす必要がありますが。
きれいで有名なFF15のベンチマークを高品質・フルスクリーン・1920×1080でやってみたところ結果は3700くらいでした。軽品質だと7000くらいなので、設定を落とせば問題なくプレイできると思います。
ジャンクPCからとったパーツ
まず私はジャンクPCを購入するところから始めました。その価格は35000円でした。今思うと何もパーツが取れなかったときのリスクが大きかったかと思います。
すべて正常であればそのまま使えるような構成でしたが、ジャンク品なのでそうはいかず、そこからとれたパーツはというと..
CPU、メモリ、ケース、DVDドライブだけでした。あと諸々のケーブルとかもここから入手しました。結果論ですが、正直言ってそれぞれ中古で買ったほうが安かったかと思います。
CPU
CPUとはパソコンの頭脳に当たる部分で各種演算などを担当します。ゲームや動画制作なんかをしたい場合にはここの性能が求められます。
もともとゲームがやりたくて自作PCを組んだということもあって、ジャンクPCをにIntelのi7のCPUが使用されていたので、購入したというのもあります(適当)。
さらにいうと、このi7-3770KのCPU性能を見てみると最近のCPUに負けないくらいの性能がありましたのでこれに決めました。
↓CPU性能比較はドスパラさんにお世話になっています。
インテル(Intel)CPU性能比較 | ドスパラ公式通販サイト
ただ、注意点をあげると、CPU名にKがついているモデルはオーバークロック可能なモデルで、実際にされていた可能性があり、CPUが痛んでいる可能性があるので、注意が必要とのことです。私の場合はいまのところ問題はないです。
ケース
ケースとはPCの各パーツを収めておく箱です。ものによっては冷却性能を意識して設計されていたり、光って見た目がきれいなものなどがあります。
私の場合ここに関しては正直こだわりはなかったです。
強いて言えばあんまり主張が強いのは嫌いなので、地味目なケースのほうがいいかなってくらいです。
ただ、こちらのENERMAX Fulmo QというPCケースは3000-4000円で買え、非常にコスパが高く、シンプルでいいと思います。
私のように特にこだわりがないという人にはお勧めです。
ドスパラ限定モデルみたいですので、気になる方は以下リンクからどうぞ。
メモリ
メモリとはパソコンの一時記憶領域で、メモリは大きいと大きいほど作業の速度が速まります。よく机にたとえられますね。
メーカーは不明でしたが、ジャンクPCに2GBのメモリが4個ついており、そのメモリたちは問題なく使用できましたので使用しています。
メモリに関しては、容量が8GB以上あって、動けばいいかなという感じでしたので。メーカーについて不明ですが、メモリ診断をして問題ないことをチェックしたうえで使用しています。
DVDドライブ
DVDドライブとはDVDやBlueRayを再生するためのドライブになります。
DVDドライブの型式はわかりません…しかも最初のOSインストール時に使用してから使っていません。
というかもともと外付けのBlueRayドライブを持っていましたので、ここに関してはついてきたから使用しているって感じです。
ジャンクPCからとらなかったパーツ
ここからはジャンクPCからパーツが取れなかった(取らなかった)ものを挙げていきます。
マザーボード
マザーボードとはそれぞれのPCパーツを接続して、それらを取りまとめる役割があります。
ジャンクPCのマザーボードは壊れていましたので買い替えることに。モニターに直接つないで電源を入れたところ、画面に何も映らなかったです。
購入したものはASUSのB75M-PLUSというものです。
選んだ理由としてはi7-3770Kのソケット形状:LGA1155というもの適合するマザーボードの中で価格が一番安かったから、です。(価格も大事ですよね。)
満足していますが、欲を言えば小さすぎなので、PCIeスロットがもうちょっとあったらなーなんて感じています。一番大事なグラボがしっかり装着できているので、問題はないですが。
SSD
最近のPCだと記憶ドライブとしてHDD(ハードディスクドライブ)とSSD(ソリッドステートドライブ)の2種類を選択できるようになってますね。
まず、HDDの特徴としては大容量のものが安く買えるというメリットがあります。ただ、デメリットとしては、読み込みが遅く、ストレスに感じることが多いです。
逆に、SSDの特徴は少々高価にはなってしまいますが、読み込みが非常に速いという特徴があります。
HDDやSSDには寿命があり、他人が使っていたものだと残り寿命が不透明で心配なので、新品を購入。
私の場合はゲーム用にPCを組みたいという目的があったので、ロード時間短縮のためにSSDを選択しました。
私の選択したものはTranscend SSD 240GBというものでした。理由は安かったから。実際安いなりに性能もそれなりです。120GBだと少ないので、お財布とも相談して240GBを選択しました。案の定足りなくなってCrucial製のSSDを買い足しましたが..
私のおすすめは以下のCrucialのSSDです。(PCを組んだ後にゲーム用SSDとして追加して使っています)。
グラボ
グラボとはグラフィックボードの略で、PCで映像や画像を出力するために特化した部品です。実際マザーボードにも同じように映像や画像を出力する仕組みはありますが、グラフィックボードを用意したほうが、きれいに出力できます。ゲームや動画制作には必須ですね。
私の場合、ジャンクPCに使用されていたグラフィックボードは使えず、画面が表示されませんでしたので、新品を購入。
選んだものは、Manli NVIDIA GTX1060 3GBというモデルで、選んだ理由はPCケースに物理的に入ること、とやりたいゲームができるグラフィックボードという点でした。
余り性能が求められないゲームなんかではManli NVIDIA GTX1060 3GBで十分な場合もありますね。
電源
電源とはその名の通り、PC全体に電気を供給するものです。
ジャンクPCで買った電源は通電していましたが、電源はパソコンの生命線部分でここが壊れていると、ほかにも影響することがあるらしいので交換しました。
購入したものはAntecのNeoECO GOLD NE750GOLDというモデルです。
一般的に使用電源の2倍くらいの電源を選択するといいということで、計算してこちらを選びました。
↓電源の選択についてドスパラさんのサイトに詳しく乗っています。
電源容量計算(電源電卓)電源の選び方 | ドスパラ通販【公式】
OS
OSとはMacとかWindowsのことで、パソコンの中心部分的なソフトウェアですね。
新しいPCを購入したらOSは基本的に購入しないといけません。
WindowsにはHomeとProがありまして、Proのほうができることも多く価格も高く設定されています。
個人利用の場合は基本的にHomeの機能のみで十分なので、こちらを選択しました。(Proに変えたくなったらあとから変えられます。)
さいごに
もし自作でPCを組みたいなら、目的を明確にすることが大事です。オーバースペックなパソコンでは費用がかかりますし、スペックが低すぎては実現したいことができません。(多少オーバースペック気味のほうが長く使えるかもしれませんが。)
お財布とも相談して自分に合ったパーツ選びをするといいですね。
またパソコンが壊れたときに自分で修理できれば必要なパーツの交換だけで済むので、安上がりになりますね。